“たわし”が主役になる場所──

「たわし」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべるだろう。
昔ながらの掃除道具?どこか昭和っぽいアイテム?
──そんなイメージをくつがえすようなお店が、根津のSENTOビルにある。
それが、「亀の子束子 谷中店」。
SENTOビル後編はちょっとユニークでとっても温かい“たわしの世界”をご案内します。
亀の子束子とは? 明治生まれのロングセラー

亀の子束子の創業は、明治40年。
西尾商店の創業者・西尾正左衛門が、自らの発想と手仕事で考案。
そんな“亀の子束子“の名前の由来は、「亀の甲羅のような形をしているから」。
それから100年以上、長く世間に愛されてきました。
この谷中店は、そんな日本が誇る老舗たわしブランド「亀の子束子」の直営店です。
店内に広がる“たわしの世界”
お店の前に立つと、まず目に入るのが大きなガラス窓。
その奥には、壁にずらりと並んだたわしたち。
シンプルでオシャレな佇まい。でも、どこか懐かしくて、肩の力が抜ける心地よさがあります。
一歩足を踏み入れると、そこはまるで「たわしのテーマパーク」。
ただの掃除道具というイメージは、いい意味で裏切られる。
そして、思っていた以上に“たわし”の種類が多いことに驚かされました。

まるで“たわしの百貨店”?驚くほど豊富なラインナップ!

店内の写真の許可を頂いたのでいくつか商品を紹介していきたいと思います…!
カメノコタワシObi ¥550

手に握りやすい亀の子束子1号型の帯の部分にシリコンバンドを装着したタイプ。
握りやすくなり、アウトドアにも便利なのだとか。
ボディタワシ

心地よい刺激のボディ用たわし。
初心者向けの柔らかいタイプの「サトオさん」
慣れてきた方向けの心地よい刺激タイプの「タムラさん」
ちょっと刺激が欲しい方向けのコシがあるタイプの「ナリタくん」
よりかたくという方向けの亀の子たわしと同じ素材の「ニシオくん」
繊維の種類によって4種類のかたさから選べます。
亀の子ジャンプ(大・小) ¥605

靴洗いや、フライパンの汚れなどに使えるカラフルでかわいいタワシ。

たわし”の枠、超えてます。お土産にもぴったり亀の子たわしの“進化系”グッズ
その他にもたわしの枠を超えた数々の商品があり、
思わず「かわいい…!」と心の中で盛り上がってしまいました。
次はそんなグッズたちを紹介していきます!
ランチトート ¥2,420

カメノコマルシェトート ¥1,980

亀の子ステンレス保温まほうびん¥1,880

亀の子リップストップサコッシュ¥2,090

カメノコカラビナ¥440・CoCoストラップ¥770・亀の子たわしCoCo¥440

Tシャツ

BE@RBRICK 亀の子束子 ¥1,650

亀の子スタッキングマグ 3個セット ¥4,950・カメノコブレンド ¥220

まさに、たわしミュージアム。
「たわし」とひとことで言っても、そのバリエーションと奥深さはまさに百花繚乱。
用途や好みに合わせて、自分にぴったりの“推したわし”を見つけるのが、このお店の醍醐味ですね。

店内にはカフェスペースもあり、やなか珈琲の亀の子ブレンドコーヒー、
ボンジュールモジョモジョさんの亀の形をしたパン「カメロンパン」など、
近隣店舗とのオリジナルメニューも楽しめるそう。
行った際には是非堪能してみてください。
自分だけの「推し束子」を見つけて

悩んだ結果、私は「CoCoストラップ」を購入。
極小のたわしに金の亀と黄色の可愛いストラップがついていて、
可愛すぎる見た目に心を打たれました…!
実用とかわいさを兼ね備えたこのコンビは、自分用はもちろん、ちょっとしたギフトにもぴったり。
「たわしって、いいかも」
不思議とそんな気持ちになる、優しい場所でした。
根津を歩くなら、ぜひ立ち寄ってほしいお店です。
【店舗情報】
■ 亀の子束子 谷中店
住所:東京都文京区根津2-19-8 SENTOビル1階A
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜日
アクセス:東京メトロ千代田線「根津駅」より徒歩約2分
公式サイト:https://www.kamenoko-tawashi.co.jp/
※最新の情報は公式サイトをご確認ください、
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