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文京区の高校と公立高校の授業料無償化について

投稿日:2025/11/30by 
文京区の高校と公立高校の授業料無償化について

2025年度より全国で所得制限なしの公立高校の教育無償化が始まったことにより、子どものいる家庭の高校教育への家庭の負担が少なくなりました。メディカルタウンや高等教育機関の多い文京区ではどの学校に該当するのでしょうか。今回は文京区にある公立高校と授業料無償化制度をまとめてみました。

 

公立高校とはどのような高校?

では、公立高校とはどのような学校が該当するのでしょうか。

学校教育法第二条による学校の分類では、公立校は以下のように説明されています。

「国立学校とは、国の設置する学校を、公立学校とは、地方公共団体の設置する学校を、私立学校とは、学校法人の設置する学校をいう。」

この定義に基づくと、東京都内にある公立高校は、地方公共団体である東京都が設置する都立高校にあたります。

文京区の公立高校

文京区の公立高校には以下のような学校があります。

東京都立工芸高等学校

東京都立竹早高等学校

東京都立向丘高等学校

※東京都立小石川中等教育学校後期課程(後期課程からの募集はなし)

文京区の公立高校

 

公立高校の高校無償化制度とは

高校無償化制度、正式名称「高等学校等就学支援金制度」は、国が高校生の授業料を支援する高校生等臨時支援金と呼ばれる返済不要の支援金を指す制度です。実際には、国立高校と私立高校にも年間11万円8,800円の上限の支援金が支給されていますが、公立高校の場合は、授業料相当額の支援のため無償となっています。

高校無償化制度の対象は、日本国内に住所がある高校生が対象となります。

 

高校無償化制度の変遷

高校無償化制度は現在(2025年11月)までに段階的に実施されてきました。これまでに様々な施策が行われてきたようですがどのようなものだったのでしょうか。以下にその変遷を挙げていきます。

平成22年度(2010年度)4月「公立高校授業料無償制・高等学校等就学支援金制度」施行

平成22年4月1日から施行された「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律」によって、原則として、公立の高校の授業料はかからなくなりました。私立の高校については「高等学校等就学支援金」の支給制度が誕生し、所得に応じて一定額の11万8800円(低所得世帯はその1.5~2倍の額)の支給が開始されました。

目的は、「家庭の経済状況にかかわらず高等教育を受けられるようにする」など、教育機会の平等化です。

平成26年度(2014年度)制度改正・高等学校等就学支援金制度

平成26年の制度改正では、国公私立の区別なく、所得基準に応じた支援を行う仕組みに変更されました。この制度改正により、世帯年収が910万円以上の場合は、支援金の対象外となり、低所得者世帯(年収約250未満程度)への支援額が拡充されました。

平成29年度(2017年度)私立高校の就学支援上限の引き上げ

平成29年には、私立高校へ通う生徒がいる年収約270万円未満世帯への就学支援金の上限額が年額39万円に引き上げられました。

令和2年度(2020年)4月改定

令和2年度には、私立高校に通う生徒がいる年収約270万円未満世帯への支援が年額39万6千円に引き上げられました。

令和7年度(2025年度)所得制限の撤廃

令和7年度の所得制限の撤廃では、公立高校の授業料相当額(約11万8000円)が所得制限なしで支給されるようになりました。

東京都の場合の特徴

東京都では、実際には2024年度からすでに授業料に関する所得制限が撤廃されており、全国に先駆けて無償化が実現しています。さらに私立高校でも東京都独自の支援策として、国の「高等学校等就学支援金」に加え、都の「私立高等学校等授業料軽減助成金」が上乗せされています。

その結果、私立高校でも国と都の支援を合わせることで、年間最大48万4,000円の助成を受けることができ、多くの家庭にとって経済的負担が大幅に軽減されています。

令和8年度(2026年度)以降

令和8年度からは、私立高校の授業料に対する所得制限も撤廃され、支援額が全国平均の授業料相当まで引き上げられる見込みです。これにより、これまで対象外だった世帯でも支援を受けられる可能性が高まります。

 

公立高校・都立高校の特徴や学区について

公立高校の特徴や学区はどのようになっているのでしょうか。

公立高校(都立高校)の特徴

都立高校の主な特徴は、学費の経済的負担の少なさと、学校ごとに設置された多様な教育プログラム・特色にあります。生徒の多様なニーズに応えるため、様々な学科や指定校制度が設けられています。

都立高校の学区

東京都には、平成15年(2003年)に「全都一学区」制が導入されたため特定の学区はありません。そのため、希望すれば都内全域から受験できます。

 

文京区にある公立(都立)の高校について

文京区にあるそれぞれの公立・都立高校についてみてきましょう。

東京都立工芸高等学校

東京都立工芸高等学校は東京都文京区本郷1丁目にある都立高校です。

同校は、歴史ある公立の工業高校で、ものづくりの専門教育に特化したカリキュラムが特徴です。アートクラフト、マシンクラフト、インテリア、グラフィックアーツ、デザインの5学科を備えており、それぞれの分野で基礎から応用まで実践的に学べる環境が整っています。デザイン科を除く4つの学科には定時制課程も設置され、幅広い学びのスタイルに対応しています。専門設備の充実と、実技を重視した授業が特徴です。

東京都立竹早高等学校

東京都立竹早高等学校は、東京都文京区小石川4丁目にある全日制の都立高校です。

1899年に「東京府第二高等女学校」として創立し、1949年に男女共学化、1950年には現在の校名である「東京都立竹早高等学校」へ改称されました。同校は1学年あたりのクラス数が6クラスと比較的少人数で、きめ細かな指導を受けられる点が特徴です。また、東京都から進学指導推進校に指定されており、海外帰国生徒の受け入れや国際理解教育の推進にも力を入れています。

※竹早高校に関する注意点

竹早高校は、隣接する施設に国立校の「東京学芸大学附属竹早中学校」があります。しかし、同校の内部進学先となる高校は「東京学芸大学附属高校」であり、住所は東京都世田谷区下馬4丁目1-5に位置していますのでご注意ください。

東京都立向丘高等学校

東京都立向丘高等学校は、東京都文京区向丘1丁目にある都立高等学校です。

同校は昭和23年に創立された歴史ある学校で、70年以上にわたり数多くの卒業生を輩出し、地域に根ざした教育を実践してきました。文京区という落ち着いた環境にあり、最寄りの本駒込駅から徒歩5分というアクセスの良さ人気の理由の一つとなっています。

 

文京区の高校の特徴

文京区では、中学受験で私立中学校へ進学する割合が約49.5%〜55%と都内でも高い水準にあり、私立の中高一貫校に進む生徒が多いことが特徴です。一方で、区内の公立高校も学力水準が高く、進学意識の強い地域性を反映した教育環境が整っています。そのため、文京区の公立高校は「私立一貫校にはない実践的な教育」や「きめ細かな進路指導」を求める生徒からも高く評価されています。各校は伝統と地域性を生かしながら、高い学力を維持しつつ、多様な進路希望に応えるカリキュラムを展開しています。

 

文京区の高校と授業料無償化まとめ

いかがでしたでしょうか。文京区は教育熱心な家庭が多いため、授業料や学習費用など年間で必要な金額がどうしても大きくなりがちです。こうした授業料の減額や無償化制度の導入によって、ご家庭の負担が軽減され、教育へのゆとりが生まれることは喜ばしいことですね。文京つーしんは皆様の役に立つ情報を配信しておりますので引き続きよろしくお願いします。

 

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