
文京区大塚には、教育の森公園といった公共施設をはじめ、公立学校から私立学校まで小学校から大学まで多くの教育機関があります。文京区大塚は大塚駅だけでなく茗荷谷駅や護国寺駅、千石駅、巣鴨駅など様々な交通機関を利用しやすいことでも人気のエリアです。そこで今回は文京区大塚にある区立大塚小学校についてどのような小学校なのかまとめてみました。
文京区立大塚小学校の特徴
文京区立大塚小学校は、大正9年(1920年)に前身の「東京市立大塚尋常小学校」として創立しました。戦災で焼失するも昭和29年(1954年)に「文京区立大塚小学校」として再開しました。現在(令和3年5月時点)の大塚小学校では、児童数260名で1学年は1〜2クラスとなっています。
小学校のメリット
大塚小学校では比較的小規模であることをメリットと捉え、児童一人一人の指導やお互いの理解、保護者の役割分担などに活かしています。
文京区立大塚小学校住所・アクセス
大塚小学校の文京区内の住所は東京都文京区大塚4丁目1−7となっています。
大塚小学校へのアクセス
【電車の場合】
JR山手線「大塚駅」から徒歩10分
東京メトロ丸の内線「新大塚駅」徒歩10分
東京メトロ丸の内線「茗荷谷駅」徒歩10分
【バスの場合】
上58「千石三丁目」徒歩すぐ
大塚小学校は不忍通り沿いに面しており、通り沿いに「千石三丁目」のバス停があるため比較的わかりやすいかと思います。
文京区大塚小学校の学区
大塚小学校は文京区内の小学校のため、学区が以下のように決められています。

大塚小学校学区の住所
大塚小学校の学区となる文京区の住所は以下のようになります。
千石2丁目1番、2番の17号を除く全域、3〜6番地、千石3丁目1〜4番、5番1号、10〜13番、14番4号、15番16,17,19,21号、大塚3丁目33〜44番、大塚4丁目、大塚5丁目1番17号、2,3番、4番4〜11号、5〜9番、16番3,14,17号
学区のおおよその目安
学区の北側は大塚病院手前の大塚公園辺りが学区の目安となります。東側は、436号線(千川通り)周辺まで、南側は不忍通りや小石川植物園、西側が春日通り周辺が目安になります。大塚小学校の学区は、西側は上に東側は下に長く伸びているのが面白いですね。
大塚小学校の近隣について
大塚小学校の学区は広い範囲で住宅街となっています。この辺りは一軒家から賃貸まで様々な物件が見られ、大通りをのぞいて道幅は比較的狭いです。
春日通りや千川通り沿いにはスーパーや飲食店などが多く並んでおり、基本的には徒歩か自転車の利用ですが、車でも入れるようなスーパーなどもあります。
大塚病院(豊島区)をはじめ東京衛生病院といった病院もあり、ペットを飼っている家も多いためペット用の病院などもあります。
比較的大きな公園として大塚公園が学区内にある他に、茗荷谷駅方面には教育の森公園や小石川植物園などがあり、育児の際に利用することができます。

大塚公園
文京区立大塚小学校の教育目標・目指す学校像
では、大塚小学校の教育目標や目指す学校像を見ていきましょう。
大塚小学校の教育目標
文京区立大塚小学校は、教育目標を「人間尊重の精神を踏まえ、知・徳・体の調和のとれた心身共に健康な児童の育成を目指す」としています。
教育目標を達成するための目標とする児童像は以下のようになっています。
○知性を高め個性豊かな児童 「よく考える子」
○社会性を身に付け、実践力のある児童 「助け合う子」
○明朗で意志の強い健康な児童 「やりぬく子」
大塚小学校では、人間尊重の精神と心身の強さの育成を重視しているようですね。
大塚小学校の目指す学校像
大塚小学校の目指す学校像は「煌めけ、大塚小学校」となっており、具体的な内容は以下のようになります。
○一人一人を大切にし、個が輝く学校
○家庭・地域と一体となり、共に育む学校
大塚小学校の目指す教師像
大塚小学校の目指す教師像は以下のようになります。
○学び合い、高め合う職員集団
○子供の心に寄り添い、一人一人を大切にする教師
○「分かる、できる、楽しい授業」「子ども主体の授業」づくりを目指す教師
○信頼関係に基づいて、チームワークよく、協働でき、組織的に取り組む教師
○「学ばざる者、教えるなかれ」常に自己研鑽・研修に努める教師
小学校の目指す教師像が明確なのは教師としてもどのように運営していくのかがはっきりしていて良いですね。
大塚小学校の教育実践
大塚小学校では、「言葉」と「かかわり」を意識した教育活動や、ユニバーサルデザインに基づく指導を重視しています。
ユニバーサルデザインに基づく指導
教育におけるユニバーサルデザインとは、「通常学級での教科教育」と「特別支援が必要な子どもへの支援」の両方の追求をすることで「通常学級の授業の質」もより一層向上させることができるという考えのもとデザインされる教育のことを指します。
教育におけるユニバーサルデザインは、まだ新しい取り組みで教師への負担などの課題も多いようですが、通常学級において担任が個々の子どものニーズに合わせて「特別な配慮」を行うことのため、特別支援の「個を見る視点」を重視します。
多層指導モデル(Multilayer Instruction Model)

MIM(多層指導モデル)
ユニバーサルデザインの例として大塚小学校では、言語の正しい認識や理解のためにMIM(多層指導モデル)を取り入れています。
比較的年齢の低い児童では基本的な読み書きの能力に差がある場合に、学習の障碍となってしまいます。そのため、MIMのようなスクリーニングテストを行い個々の読み書き能力にあった指導を行うことで、異なる学力層の子どものニーズに対応した指導・支援の提供しています。
「読み書き」に関する技能は全部の学習に共通して重要なことなので、子どもが学習につまずく前にあるいは重篤化する前に指導・支援を行っていただけるのはありがたいですね。
文京区立大塚小学校まとめ
いかがだったでしょうか。文京区大塚の住所は大塚小学校の学区よりも広いので様々な施設が利用できます。文京区の大塚は比較的静かなエリアなので育児にも向いていますので、機会がありましたらご検討さてもいいのではないでしょうか。文京つーしんでは、皆様の役立つ情報を配信しておりますので引き続きよろしくお願いします。
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