文京区千駄木は、夏目漱石、森鴎外といった文化人が居を構えたこともあり、美術や文学といった文化的な人物や施設と深い関わりのある地域となっています。そこで今回は文京区千駄木にある区立中学校の文京区立第八中学校についてまとめてみました。
文京区立第八中学校の特徴
第八中学校は、昭和22年に汐見小学校内に開校し、昭和35年に現在の場所に移転しました。令和3年5月の時点では、全校生徒数は125名、1学年あたり平均42名程度の1クラス編成となっています。令和2年度からは、特別支援学級が開級されています。
第八中学校と地域、他学校との連帯について
第八中学校では、地域に根ざした教育活動も重視しており、根津・千駄木といった地域行事への積極的な参加を行っています。また、根津幼稚園や根津小学校、隣接する汐見小学校といった幼保小中一貫教育の推進も行っており、小中合同地域清掃・小中交流学習・小中部活動交流など学年や学校を超えた地域の関わりを重視しています。
このような交流は、根津や千駄木の地域の活性化にも繋がり、温かい人間関係の育成にも貢献していきそうですね。
第八中学校の文京区内の住所・アクセス
次に第八中学校の住所についてみていきましょう。第八中学校の住所は文京区千駄木2-19-22となっています。
第八中学校のアクセス
第八中学校へのアクセスは以下のようになります。
【電車の場合】
東京メトロ千代田線「千駄木駅」徒歩3分
東京メトロ南北線「本駒込駅」徒歩12分
都営三田線「白山駅」徒歩15分
【バスの場合】
都バス上58系統「団子坂下」徒歩3分
都バス草63系統「団子坂下」徒歩5分
文京コミュニティーバスBーぐる「千駄木(団子坂下)」徒歩3分
学校のある場所は、大通りからは少し外れるため、不忍通りの「汐見小前」の交差点を目印にして住宅街のほうへ入っていくと100mくらいでつきます。
第八中学校の文京区内の学区
第八中学校は区立中学校のため学区があり、文京区内では以下のような学区となっています。
一方で、文京区は「学校選択制度」という制度を採用しているため学区外の区立中学校への入学も可能です。
文京区の「指定校」と「学校選択制度」
では、文京区で行われている「学校選択制度」とはどのようなものなのでしょうか。
本来、入学すべき区立中学校は 生徒の住所地によって決められています。 その住所地の範囲のことを 「通学区域」 といい、 通学区域内にある学校のことを 「指定校」といいます。「学校選択制度」とは、指定校以外の学校も希望することができるしくみのことです。
文京区では、区内に住所のある区立中学校に入学する新一年生を対象に主体的に学校を選ぶことのできる「学校選択制度」を平成15年度の入学から実施しています。文京区は学校選択制度により学校の活性化と特色づくり、保護者と学校との協働意識、地域との結びつきやより広域的なコミュニティの形成などがこれまで以上に図られ、生徒一人ひとりが、より一層充実した中学校生活を送ることができるようになるものとしています。
文京区の区立中学校は、中学校ごとに受入れ可能人数を設定しており、第八中学校は他の区立中学校より少ない70人を受け入れ可能人数としています。文京区は、国立・私立中学校への入学希望者が多いため事前に正確な人数は把握できないのですが、人気の学校は区立学校であっても希望調査提出者数が受け入れ可能人数を超える場合もあります。
具体的な内容は、文京区ホームページ(https://www.city.bunkyo.lg.jp/kyoiku/kyoiku/gakko/juniorhighschool/sentakusei.html)をご確認ください。
第八中学校の学区の文京区内の住所
第八中学校の学区に該当する住所は以下のようになります。
向丘2丁目14番5,6、20番2〜13、21番と22番全て、23番2〜16、31〜34番全て、弥生1丁目全て、弥生2丁目全て、根津1丁目全て、根津2丁目全て、千駄木1丁目全て、千駄木2丁目1〜28番全て、29番2(一部)と6,7、30番と31番全て、32番5,6,8、33番全て、34番1〜3,8〜14、35番2〜4,8〜14、36〜49番全て、千駄木5丁目1番、2番13〜21
第八中学校の学区の目安
学区の目安は北側は団子坂、東側は台東区との境界、南側は弥生美術館前の暗闇坂や東京大学、弥生キャンパス・農学部まで、西側は本郷通りの東側「青年の散歩道」となります。
文京区立第八中学校の近隣について
第八中学校は、汐見小学校と隣接しており、校舎の裏手西側には汐見坂があります。こちらの汐見坂には、汐見児童遊園や森鴎外記念館があり、ここからは隣接する汐見小学校と第八中学校が見渡すことができます。
第八中学校の近隣の住宅情報
第八中学校の近隣の住宅情報については、不忍通り沿いは商店街となっており、第八中学校近辺はマンションや一軒家が多くあります。車のコインパーキングなども多数あるため、マンション住まいでも月極の駐車場としても利用もできそうです。
文京区立第八中学校の教育目標など
では、文京区第八中学校の教育目標を見てみましょう。教育目標は以下のようになっています。
明るくたくましい生徒
心豊かで思いやりのある生徒
自から判断し、意欲的に行動する生徒
第八中学校では、教育目標として協調性や自主性といった側面に重点を置いているのがわかりますね。
第八中学校の教育実践
第八中学校では、英語・数学・理科は20名程度による少人数授業をはじめ、以下のような教育実践が行われています。
ICT(情報通信技術「Information and Communication Technology」)の活用
第八中学校では、文部科学省のGIGAスクール構想のICT環境の整備・運用に力を入れています。授業では、一人一台のタブレット端末を用い意見交換や発表を行い、授業外でも体調管理や係活動といった日々の生活でも利用できるように取り組んでいます。
放課後学習教室
放課後学習教室では、英検・数検レベルアップ教室、わくわくstudy time(質問教室)、テスト前学習教室を行っています。この学習教室では、学校の先生や大学生の先生やテクニカルトレーナーにわからないところを質問するなどを行い、個人の実力にあったきめ細かい学力の向上を目指しています。
文京区立第八中学校まとめ
いかがだったでしょうか。根津・千駄木といった下町のエリアでは昔ながらのお店も多く、一人一人が笑顔で頑張っているイメージがありますが、第八中学校もそのような地域の人との繋がりの中で影響を受けて育っていく感じが伝わってきますね。文京つーしんでは、皆様に役立つ情報を配信しておりますので引き続きよろしくお願いします。
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