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文京区小石川にある東京学芸大学附属竹早中学校ってどんな中学校?文京区の国立中学校

投稿日:2022/11/12by 
文京区にある国立中学校の東京学芸大学附属竹早中学校ってどんな中学校?特色や入試情報

東京都文京区には区立・都立・私立中学校の他に国立大学の附属中学校がいくつかあります。国立大学附属の中学校は、様々な点で私立や区立中学校と異なっているため、あまり馴染みのない方も多いかもしれません。そこで今回は、文京区の国立中学校である東京学芸大学附属竹早中学校についてまとめてみました。(竹早小学校についてはこちら

 

東京学芸大学附属竹早中学校とは?特徴や創立について

初めに、竹早中学校の特徴から見ていきましょう。

竹早中学校は、同敷地内に幼稚圏、小学校、中学校が併設され、「幼・小・中連携の教育」を特徴としています。特に、小学校と中学校は連絡通路により行き来できる一体型校舎となっており、合同授業や中学校からの出前授業などが行われます。この幼・小・中の連帯教育の一環として、中学校の家庭科の授業では、幼稚園に中学生が出向き園児と触れ合うといった授業もあります。

東京学芸大学との連携について

竹早中学校は、国立大学法人である東京学芸大学の附属学校として教育実習や研究を行うという使命をもつ学校でもあります。竹早中学校の教員の多くは、教師という教育実践者であると同時に研究者として活躍しており、学会や学校での公開研究などでその成果を発表しています。

竹早中学校の創立について

竹早中学校は、昭和22年(1947年)の新学制実施に伴い、東京第一師範学校女子部附属中学校と東京第二師範学校女子部附属中学校として、竹早(文京区小石川)と追分(文京区駒込、現在の第六中学校)に創立したことから始まります。その後、昭和29年(1954年)にこの両校舎が統合され、昭和35年(1960年)に東京学芸大学附属竹早中学校と改称され現在に至っています。

現在では、竹早小学校からの内部進学生と中学校からの入学生で1学年140名程度の学級となります。

 

竹早中学校の住所・アクセス

次に、竹早中学校の住所やアクセスについてみていきましょう。竹早中学校の住所は東京都文京区小石川4-2-1です。

竹早中学校へのアクセス

竹早中学校へのアクセスとしては以下のような方法があります。

東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」から徒歩12分

東京メトロ南北線・丸ノ内線「後楽園駅」から徒歩15分

都営地下鉄大江戸線・三田線「春日駅」から徒歩15分

都営バス「春日2丁目」バス停から徒歩1分

竹早中学校へは、多くの学生が都内から通学していますが、埼玉県・千葉県・神奈川県から通学している学生もいます。東京23区外や他の県から通学する場合には通学可能な地域が指定されています。竹早中学校に在学中であっても指定地域外へ住居が移った場合は在学できないため注意が必要です。

 

竹早中学校の教育目標・教育方針

では、竹早中学校の運営についてみてみましょう。

竹早中学校の校風としては、人間として個々の優れた資質を伸ばし、独創性や創造性豊かな生徒を育てることを目指しています。授業では、知識を教えるだけでなく生徒自身による気づきや発見を促すことに重点が置かれています。

竹早中学校では「学ぶ」「作る」「磨く」「拓く」の4つの視点からの運営を行なっており、それぞれの内容は以下のようになります。

「学ぶ」とは、自ら課題を見つけて学習すること指します。

「創る」とは、積極的に参加して想像力を伸ばします。

「磨く」とは、主体的に取り組んで自らを磨いていきます。

「拓く」とは、おおらかで自由な校風の上に新しい時代を拓いていきます。

これらは、自主性を重んじる竹早中学校の基本理念とも言えそうですね。

竹早中学校の教育目標

では、竹早中学校の教育目標についてみていきましょう。竹早中学校の教育目標は以下のようになります。

・自ら求め、考え、表現し、実践できる生徒を育てる

・他人の立場や意志を尊重できる、視野の広い生徒を育てる

・心身ともに明るくたくましい生徒を育てる

竹早中学校の教育指針

竹早中学校の教育指針は以下のようになります。

1.課題遂行能力をもった生徒を育てる

2.豊かな心と感性をもった生徒を育てる

3.創造性・独創性豊かな生徒を育てる

4.自己表現できる生徒を育てる

5.多様性を認め,他者を受容できる生徒を育てる

竹早中学校では、受験のような学力だけなく自主性や創造力・独創性といった側面も重視しているようです。

 

竹早中学校で行われている教育実践

では、どのような教育実践が行われているのでしょうか。

自分の興味に応じたテーマの研究

竹早中学校では、独自の教育として自らの興味に応じたテーマの研究を行っています。中学校の1年生と2年生の時期は、自由研究として自分の興味に応じた研究テーマに関して一年近くをかけ研究を行います。3年生では、卒業研究としてこれらの経験を活かし研究を行い、秋の文化研究会で発表をします。

竹早中学校は、この文化研究会での発表で全国レベルのコンクールなどで入賞するなどの実績もあります。

 

竹早中学校の入学試験情報

最後に、令和5年(2023年)度の入学試験についてみていきたいと思います。

出願について

竹早中学校の入学願書の出願は、12月後半から1月の初めに行われます。出願期間は年末年始の忙しい時期となりますので余裕を持って出願されるのが良いかと思います。

入学試験について

竹早中学校の令和5年度(2023年度)の入学試験は2月の初めに実施されます。この時期は、私立中学校でも同時期に入学試験が行われますので、併願する場合は日程の確認が必要です。

一般入試の試験科目は、国語・算数・社会・理科の4教科で、配点は各50点となっています。

令和4年(2022年)度の竹早中学校の入学試験による定員は男子40名女子43名、合計83名でした。この時期は、私立などさまざま学校で試験が行われているため応募者と受験者の全体では100人近くの差が出る時もあります。令和4年(2022年)度入試の竹早中学校の合格倍率は、おおよそ3.1倍でした。

一方で、竹早附属小学校からの内部進学は、小学校からの推薦という形で行われるようで、2022年現在では入学試験を受けることはないようです。

そのため、竹早中学校の翌年度の新入生は新しく入学する生徒と内部進学生を合わせた140名程度となります。

 

東京学芸大学附属竹早中学校まとめ

いかがだったでしょうか。中学校は国立小学校と違い、入学試験にくじ引きといった要素がないため、筆記試験の対策だけで済むのは良いかもしれませんね。歴史と実績のある学校ですので、機会があれば入学を検討されても良いのではないでしょうか。文京つーしんでは、皆様の役に立つ情報を配信しておりますので、引き続きよろしくお願いします。

 

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