文京区には「3S1K」と呼ばれる人気の区立小学校があります。「3S1K」とは、学力レベルが高く、有名大学へ進学する卒業生を多く輩出している文京区の区立小学校の通称となっています。そこで、今回はそのような人気区立小学校「3S1K」の一つである千駄木小学校(せんだぎしょうがっこう)についてまとめてみました。
文京区にある区立千駄木小学校はどんな小学校なの?
千駄木小学校は、明治42年(西暦1909年)に「千駄木尋常小学校」として開校した学校で、戦後の復興の中で昭和20年(西暦1945年)に「東京都文京区立千駄木小学校」に改名されました。現在の千駄木小学校は2019年度に創立110周年を迎えた歴史ある学校となっています。
また、千駄木小学校には、千駄木の歴史を伝える「郷土室」や「校歴室」といった教室があります。これらの教室では、地域の肩から贈呈された資料や学校の歴史が展示されており、千駄木の昔の人々の暮らしや学校の歴史に触れるができます。
区立千駄木小学校の場所は文京区のどこにあるの?住所や最寄駅・停留所
千駄木小学校の住所は、東京都文京区千駄木5-44-2となっています。
千駄木小学校の周辺には、文京区立千駄木幼稚園や文京区立文林中学校があります。隣に幼稚園と中学校が近隣にあるので児童も顔見知り同士で安心できますね。
区立千駄木小学校最寄駅、バス停留所など
区立千駄木小学校の最寄駅は以下のようになっています。
地下鉄千代田線 千駄木駅 徒歩5分
地下鉄南北線 本駒込駅 徒歩10分
文京区コミュニティバス「Bーぐる」千駄木・駒込ルートのバス停「千駄木小学校」
学校周辺は大通りや駅から少し離れているため、車やバスなどを利用する方も見られます。
区立千駄木小学校の文京区内の学区はどのあたり?
千駄木小学校は、公立(区立)小学校のため以下のように学区が決められています。
千駄木小学校の住所は千駄木5丁目となっており、学区は千駄木3〜5丁目、本駒込3・4丁目です。
北側と東側は不忍通りが目安になるかと思います。南側は神田白山線が塩見小学校との学区の目安になります。西は動坂が一つの目安となっており、不忍通りのバスを乗っている方には「道坂下(どうざかした)」の停留所などはおなじみですね。※詳しい学区につきましては文京区役所学務課学事係にお問い合わせください。
千駄木小学校の近隣の状況
千駄木小学校の近隣は住宅街になっています。歴史のある千駄木の地区ということもあって比較的戸建が多くみられます。住宅街の路地は通り抜けができることがあまりなく、大通りに抜けるためには比較的大きな通りから出た方がわかりやすいです。
千駄木小学校の運営について
千駄木小学校の経営方針は「未来を生きる力を育てる開かれた学校」となっており、「開かれた学校」の具体的な内容は以下のようなこととなっています
・地域の自然・文化・歴史、人とのふれあい等の条件を最大限に活用しながら、世界に目を向けた教育を重視する
・隣接する駒込保育園や千駄木幼稚園、文林中学校と積極的かつ具体的な連隊を測る
・児童や保護者の多様な教育ニーズに対応し、特に、学習につまずきのある児童や、障害のある児童への特別な教育支援を行うため、特別支援教育コーディネーターを推進役とし、学校カウンセラーや大学、諸期間と協力して指導・支援・連隊体制を整える
・保護者、地域の方々にも積極的に学校を公開する
・学校アンケートや学校関係者評価委員による外部評価を生かし、学校に対する声を広く集め、改善に向けて切実に応える
・安全管理を徹底するための体制を整えるとともに、関係諸機関と連隊をとる
千駄木小学校教育目標
千駄木小学校の教育目標としては「自立・友愛の精神に満ち、気迫と品格ある千駄木の子供を育成する」ことを掲げています。そのため、以下のような子どもの育成を目指しています。
「深く考え正しく判断できる子ども」「心豊かで思いやりのある子ども」「礼儀正しく節度ある子ども」
この辺は地域との関わりが強い区立小学校や千駄木の特色が出ていますね。
学校や教員の目標としては以下のことを掲げています。
・教職員が互いに開き、生き甲斐をもって協働をする
・子供に開き、子供が自ら成長し続けられるように支援する
・地域に開き、人が集う場をつくり、地域の教育力を育てる
・保護者に開き、信頼を得、子育ての協働ができるようにする
・未来に開き、進化し続ける学校を作る
歴史ある地域や開かれた学校、未来を見据えた学校のあり方などは千駄木小学校ならではですね。
千駄木小学校の特色
千駄木小学校では、毎年のように様々な分野の研究を行い研究発表会を重ねています。また、近年では平成25・26年度の2年間理数フロンティア校として活動したり、外国人講師による英語の授業などをいち早く取り入れています。
理数フロンティア校
東京都教育委員会は、理数教育の振興に向けた基本的な考え方に基づき、理数教育に先進的に取り組む学校を指定して各区市町村における理数教育の中核的な役割を担わせるため、理数フロンティア校(小・中学校)を設置しました。
理数フロンティア校の主な実践としては「効果的な教材や指導方法の開発」、「理数教育地区公開講座の開催」、「地域の学校の教員を対象とした理数教育に関する研修」が行われました。
全般的な教育指導が必要とされる小学校の教員ですが、理科や数学のような専門的な分野での研修があることで児童の基礎的な学力の向上が測れるのは魅力的ですね。
今後必要とされる知識の学習を見据え、学校自らが取り入れて授業を行なっていく様子は、千駄木小学校の学力や社会への関心が伺えます。
文京区立千駄木小学校のまとめ
いかがったでしょうか、今回は文京区の公立小学校である千駄木小学校をまとめてみました。千駄木の歴史ある雰囲気と未来を見据える学校の視点とが新しい学校のあり方を感じさせますね。また、水泳オリンピック金メダリストの北島康介選手の母校ということもあり近年人気が出ている小学校でもあります。この辺りに住む機会があれば、お子さまの入学を検討してみてはいかがでしょうか。文京つーしんでは、皆様の役に立つ情報を配信しておりまので、引き続きよろしくお願いします。
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