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文京区にある文京学院大学女子中学校ってどんな中学校?

投稿日:2022/07/16by 
文京区にある文京学院大学女子中学校ってどんな中学校?

文京区は都内でも私立中学校への入学率が高く、文京区内にも多くの私立中学校があります。文京区本駒込の六義園の北側には、閑静な住宅街の中に文京学院大学女子中学校・高等学校があります。大和郷と呼ばれる高級住宅街に位置する文京学院大学女子中学校とはどのような中学校なのでしょうか。今回はこちらの中学校についてまとめてみました。

 

文京学院大学女子中学校の特徴

文京学院大学女子中学校は、私立の女子中学校になります。校舎のある本駒込6丁目の周辺は、大和郷と呼ばれる高級住宅地としても知られており、三菱財閥創始者の岩崎弥太郎と関わりの深い六義園をはじめ、歴代の首相が住んだことがある地域でもあります。大和郷についてはこちらの記事でまとめています。

創立について

文京学院大学女子中学校の母体は、大正13年(1924年)に現在の文京区向丘(当時の駒込追分町)に島田依史子(しまだいしこ)が開いた「島田裁縫伝習所」に始まります。島田依史子は、明治35年(1902年)生まれの文京区本郷の出身で、幼い頃から学業に秀でた人物であったようです。

文京学院大学中学校 島田依史子

島田依史子

前年の大正12年(1923年)には関東大震災が起こり、島田依史子は、震災で財を失った人々を目の当たりにしました。日頃学ぶ機会に恵まれない女性の不遇を憂いていた依史子は、この時に人が拠って立つ真の財は、生涯失うことのない知識や技能にあることを確信し、当時の女性に身近だった裁縫を技能にまで高める教育の中で、その自立を支えようと「島田裁縫伝習所」を開塾しました。

以来、文京学院大学女子中学校では、教育理念である「女性の自立・共生」を実践するための具体的な考えかたを示したものとして校訓の「誠実・勤勉・仁愛」を継承しています。当時の教育活動の中心であった運針、ペン習字、朝のことばなどの「伝統教育」は、現在でも脈々と受け継がれています。

文京学院大学女子中学校・高等学校・文京学院大学について

現在の文京学院大学女子中学校は「女子教育」「国際教育」「探究活動」「コース別指導」の4本の柱を持つ教育活動によってこれからの社会で活躍する女性を育成しています。文京学院大学高等学校は、高等学校の入学試験を設けているため高等学校からの入学も可能です。文京学院大学は、本郷キャンパスが文京区向丘1丁目にあり、ふじみ野キャンパスが埼玉県ふじみ野市亀久保にあります。こちらの大学は共学となっています。

 

文京学院女子中学校住所・アクセス

次に、文京学院大学女子中学校の住所やアクセスについてみていきたいと思います。文京学院大学女子中学校の住所は東京都文京区本駒込6-18-3です。校舎は六義園の北西に位置しているので比較的わかりやすい位置にあります。

アクセス

文京学院大学女子中学校へのアクセスは以下のようになります。

JR「駒込駅」徒歩5分

JR「巣鴨駅」徒歩5分

 

文京学院大学女子中学校の教育理念・校訓

前述しましたが、文京学院大学女子中学校の教育理念は、「自立と共生」となっています。

また、教育理念を実践するための校訓として以下のもの重視しています。

・誠実(真心を持って人や物事に対する心)

・勤勉(何事にも一心に励む心)

・仁愛(人を慈しみ相手を思いやる心)

 

文京学院大学女子中学校の教育目標・目指す生徒像

では、現在の文京学院大学女子中学校の教育ビジョン・目指す生徒像についてみていきましょう。文京学院大学女子中学校の教育ビジョンや目指す生徒像は以下のようになります。

教育ビジョン「BUNKYO 100」

文京学院大学女子中学校では、加速するグローバル化と科学技術の時代を生き抜くための教育ビジョンとして「BUNKYO 100」を掲げています。「BUNKYO 100」は、以下の内容からなります。

・自立した学習者の育成

当学校では、コース制を基にした探究型学習のサイクルのなかで、「課題発見力」「仮説検証力」「論理的思考力」「発信力」という探究力を養成します。

・世界標準の学力と人間力

当学校では世界基準の学力を養うため、「思考力・判断力・表現力」と「学びに向かう力・人間性」を兼ね備えた「ジェネリックスキル」を育むと同時に、英語4技能をそなえた圧倒的な英語力を育成します。

・日本型教育の継承と発信

当学校では、伝統教育を通して身につく資質を大切に育成するとともに、世界で評価されている「礼儀・清掃活動・食育・部活動」といった日本型教育を推進しています。

・人生100年時代の永久サポート校

当学校では、社会から求められる女性のキャリアを生涯にわたって応援しています。卒業した後も、在校生と卒業生がずっと繋がっていくことのできる絆を大切にしています。

目指す生徒像

また、文京学院大学女子中学校では目指す生徒像として以下のものを掲げています。

自尊心を持ち、自らの目標を実現するために積極的に行動する生徒

多様性を楽しみ、他者に対して気配り豊かで礼儀正しくあれる生徒

探究・思考・議論によって鍛えられた内容を、日本語と英語によって発信する力のある生徒

近年ではグローバル化や技術の発展に伴い中学校でも学習方法や課題が変化していく必要があるようですね。

 

文京学院で行われている教育実践

では、文京学院大学女子中学校ではどのような教育が行われているのでしょうか。その一部を取り上げてみたいと思います。

「まなトモ」

「まなトモ」は、放課後に行う勉強会になります。「まなトモ」では、生徒一人ひとりの希望や習熟度・学習目標に合わせ「株式会社トモノカイ」から派遣された大学生が常駐し、一緒に学習の計画や方法を考えたり、科目を問わず質問しながら学習を進めています。自習室には、大学生や友人と相談しながら学習できる「話せる自習室」と、静かに自分のペースで学習を進め、必要に合わせてメンターに質問できる「静かな自習室」があります。

「文京アクティブラーニングスタジオ・ICT教材の積極活用」

校内には「文京アクティブラーニングスタジオ」と呼ばれる、アクティブラーニング用のスタジオがあります。スタジオ内は、フリーレイアウトで使える広い空間となっており、プロジェクターや電子黒板が常設され、PCやタブレット端末、ポータブルのホワイトボードがグループワークで活用されています。このスタジオでは、プレゼンテーションや口頭発表の研究報告会も盛んに行われています。

また、それぞれの教室では、1人1台のタブレットを使用し、ICT教材を積極的に活用しています。使用しているアプリケーションには、グループウェアとしてGoogleの「G-Suite」、クラス指導や教科指導として「Google Classroom」、双方向型授業を補助する「ロイロノート」、基礎学力の定着に有効な対話型e-learning教材「すらら」などがあります

アクティブラーニングやICT教育は比較的新しい学習方法のため、少し前の世代には聞きなれない学習方法ですが、徐々にスタンダードになりつつありますね。

 

文京学院大学女子中学校入試情報

最後に文京学院大学女子中学校の2023年度の入試情報についてみていきたいと思います。

文京学院大学女子中学校の入学試験は、例年2月の初めに行われます。文京区の多くの私立中学校の受験日と被っているため、併願の際はそれぞれの学校の試験日をご確認ください。

文京学院大学女子中学校の入試(2023年度)は「教科型入試」「適性検査型入試」「探求プレゼン型入試」「英語インタラクティブ入試」の方式があります。

教科型入試の試験区分と募集人数は、「ポテンシャル①(文京学院方式「国語・算数の200点満点」「国語・算数・選択科目の250点満点」)」60名、「ポテンシャル②(得意型2科「国語・算数の高得点の科目2倍の200点満点」)」15名、「ポテンシャル③(文京学院方式「国語・算数・選択科目の250点満点」)」10名、「ポテンシャル④(文京学院方式「国語・算数選択科目の250点満点」)」5名、「特待チャレンジ’(4科250点満点)」若干名となっています。

「適性検査型入試」「探求プレゼン型入試」「英語インタラクティブ入試」の募集人数は、計15名となっています。

また、英検取得者は入試方式によっては加点されるものもあるので、入試要項などでご確認ください。

 

文京学院大学女子中学校まとめ

いかがだったでしょうか。文京区は女子の私立中学校が多くありますが、文京学院大学女子中学校は本駒込の地で女子教育の伝統や文化を大切にしながら、新しい時代のニーズに合わせた教育を行っているようですね。由緒あるこのエリアは六義園や公園などもあり、文京区のかたでも気になりますね。文京つーしんでは皆様の役に立つ情報を配信しておりますので引き続きよろしくお願いします。

 

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